*シャアの強襲*(ガンダム関係二次創作作品)
シャアは、ララアの黒い裸体を膝の上に乗せ、彼女の細腰を両手で掴んで自在に操っていた。ララアは大好きなシャアの怒張を裡に感じて、心の底から悦び、存分に嬌声を放ってる。二人だけの世界で、互いの欲望が交錯し、背徳の浮揚感にドップリと浸かっていた。
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ここは宇宙空間の只中であり、視界の範囲内に星々の煌めき以外のものは存在しない。シャアは、ララアに宇宙空間を見せるためと称して、ゲルググで単独出撃してきたのである。
シャアはこれまでも何度か、モビルスーツのコクピットでララアと交合してきたが、宇宙空間で交わうのは初めてであった。宇宙の絶対的な孤独感の中での行為は、男女に緊密な連帯感をもたらす効果がある。そして、シャアはこの行為の中に、もう一つの目的を持っていた。
それは、ニュータイプとして目覚めたばかりのララアに、更なる開放感を与えて、感覚を研ぎ澄ます手助けをすることだった。
ララアにとってシャアは恋人であったが、シャアにとってララアは、単なる戦争の道具でしかなかった。理想国家建国の旗の下に、シャアは、自分以外の全てを犠牲にする積もりである。六ヶ月前に孤児院から身柄を引き取ったララアにしても、その存在はそれら犠牲の中の一端でしかない。
シャアは、ララアには秘密にしているが、数年前からララアを狙っていたのである。その頃ララアは、孤児院で辛い日々を送っていた。
ララアの父親は既に他界していたが、母親は健在で、近くララアを引き取ろうとしていたところ、それを知ったシャアが、軍の特殊部隊に密命を下して母親を葬ってしまった。貧乏故に手放した一人娘を片時も忘れず、地道な生活を続けてやっと娘を取り戻す目途がついた矢先に、ララアの母親は、シャアの勝手な理想のために命を奪われたのである。
しかしララアには、そんな事情は全く知らされなかった。彼女はその後も孤児院での屈辱的な生活を続け、やがて、白馬の王子様のようにシャアが彼女の前に登場するまで、救われることはなかったのである。
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窮屈なコクピットの中で、ララアは何度も身じろぎし、艶のある嬌声を迸らせていた。一人用のコクピットで、いくら密着しているとはいえ大きなピストン運動は不可能である。しかしララアには、シャアと二人きりになれるこの時間こそが、一番の快楽なのであった。
シャアは普段どおりの軽装で、ジオンの軍服の前をはだけてララアを責め立てていた。飯事のようなララアとの交わいは、シャアにしてみれば物足りないが、それでも中々に楽しめた。
まだ充分に膨らんでいない乳房は、男の掌にスッポリと収まり、男の思うままに蹂躙されている。まだ幼さの残る花壺には、程良い窮屈さを持って、男の分身を吸い込むように扱く蠢きがある。そしてララアは、交わいの愉悦を深く感じ取り、全身にうっすらと汗を滲ませながら身を藻掻いていた。
「ああ、大佐…どうぞ、お願いです、このまま…」
短い悲鳴を断続的に洩らしながら、ララアは何度も軽く達していた。コクピットでの行為はいつも、高い絶頂感よりもむしろ、何度も迎え続ける軽い絶頂感が深い愉悦を与えてくれる。シャアは、ララアの全てであり、シャアに全てを委ね切る快感は、性的な興奮よりも大きいほどであった。
「そうも、いかないんだ。ララア、残念だが…そろそろ、母艦へ、戻らないとな」
シャアが言った。ララアはイヤイヤと首を振り、なおも切なく腰をくねらせていた。
シャアは、繋がったままゲルググを起動させた。モニターのランプが光り、漂っていただけのゲルググが、姿勢制御の補助ジェットを噴かす。モビルスーツの揺れが、ララアの花壺で脈打つ怒張に、ランダムなグラインドを与えた。
「あはあんっ!」
ララアが思わず、甘い声を洩らした。シャアはニヤリと笑い、ゲルググのメインロケットに点火する。ゲルググは急激な加速で前進し始めた。
「ひっ、ああんっ!」
不意の動きに、ララアが悲鳴を上げる。ゲルググは、ジグザグの針路を取って母艦を目指した。
「ひいっ、ひっ!…大佐、ダメえ!」
ララアが哀願すると、シャアは更にゲルググの動きを早めた。
「この、まま、母艦に着艦して、ララア、の、生まれたまま、の姿を、皆に、見て、貰おうか?」
途切れがちにシャアが言うと、ララアが裸体をくねらせ、柳眉をキュウと顰めた。
「イヤあんっ…大佐、の、イジワルう…ひいんっ」
ララアが戸惑うのを、シャアは楽しんでいる。スレンダーなララアの肢体は、美しくうねり、リズミカルに弾んでいた。
狭いコクピットでシャアは難しい操縦を正確にこなしていく。だが、狂喜するララアの昂ぶりに釣られ、シャアも興奮を高めていった。操縦も怪しくなってくる。
やがて母艦が見えてきた。
「ああんっ、イヤあっ…大佐、服を…服を着させて、くださいいっ!」
ララアが恥ずかしさのあまり身を揉む。シャアにはそれが、花壺の裡でのたうつ怒張に、強い刺激となって跳ね返ってきた。
「いいぞ、ララア!…わたしも、イキそうだ」
ララアの腰の動きが激しさを増し、甘い嬌声が切迫してくる。シャアはゲルググの動きを止めてその一瞬に備えた。
「ひいっ、イクッ…大佐、イッちゃう、イクウウッ!」
ララアが齢に似合わぬ妖艶な牝の表情を曝す。大量の女蜜を溢れさせながら、花壺が強く締め付けられる。絶頂を迎えたララアの蠱惑的な蠢きに、シャアもたまらず白濁の欲望を吐き出した。
「くううんっ!」
子犬の啼き声のような呻き声を上げて、ララアがガクンと頭を垂れた。大きく肩で息をしている。
幼い花壺の深奥に、熱い飛沫が何度も叩き付けられていた。
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宇宙戦艦の艦橋では、近付いてきたゲルググが急に止まってしまったので、誰もが不審に思っていた。
「おかしいな。大佐ほどの腕前を持つパイロットが、あんな動きをする筈はないんだが…」
艦長が呟く。その言葉は、クルー全員の気持ちを代弁していた。
やがて、ゲルググは再び動き出し、何事もなかったように着艦許可を求めてきた。シャアの顔が艦橋のモニタ画面に映し出される。
「艦長、少しふざけ過ぎてしまったようだ。許してくれ」
画面の右端に、白いワンピースに身を包み、ウフフと笑うララアの幼顔があった。
この幼気な少女とシャアが、ゲルググのコクピットで何をしていたのか、知っている者は誰一人居無い。勿論、真実が知れ渡ってしまえば、如何にシャア大佐とはいえ、銃殺刑を免れないだろう。戦闘集団である軍隊の中で、二人の関係はそれほど危ういものなのである。
「先程、ゲルググの様子がおかしかったのですが、何かありましたか?」
艦長が問い掛けた。シャアがシレッとした顔で答える。
「ララアが操縦桿に悪戯をしてね。まったく、困った娘だ」
「そうでしたか。いえ、何かマシントラブルでもあったのかと、心配しましたよ」
そして、安心した艦長の口から、ゲルググの着艦許可が出されたのであった。