*ガルマとイセリナの趣味*(ガンダム関係二次創作作品)
複座の大型戦闘機が爆音を響かせて、幅広の直線道路に舞い降りた。
操縦席には、飛行マスクで顔を隠した三人の男達が乗り込んでいる。それは、二人のパイロットと、ジオン公国の元首の末息子ガルマであった。
舞い降りた場所には黒塗りの乗用車が一台止まっており、その傍らに、青いロングのワンピースに身を包んだイセリナが立っていた。
戦闘機は、機体が動きを止めた後も、エンジンを空噴かししていた。だが操縦席からは、待ちきれない様子のガルマが、二人のパイロットの制止を振り切って降りてきた。
「ガルマ様!」
イセリナが切な気な声で呼び掛ける。
「待たせてしまったね、イセリナ。君にはいつも済まないと思っているんだ」
前髪を掻き上げながら、ガルマがイセリナに歩み寄る。手折やかな外見に似合わぬ大胆さを持つイセリナは、運転手が傍らでオロオロしているのを尻目に、ガルマの胸に飛び込んできた。
二人は人目を憚らずにキスを交わし、暫くの間、無言のまま見詰め合っていた。
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イセリナの父親は、大のジオン嫌いで有名である。それ故、ジオン元首の末息子ガルマとの恋は、イセリナにとって祝福されざる恋であった。
けれども世の常として、若い男女の間では、立ちはだかる障壁が高ければ高い程恋心が燃え上がるものである。ガルマとイセリナの場合は当にそれであった。
二人は稀にしか会えなかったが、会えば忽ち燃え上がり、獣のように激しくお互いを求め合った。
逢い引きする二人を手助けするのは、いつも決まってイセリナの専属運転手であった。二人が貴重な一夜をともにする愛の巣も、運転手名義で借りたモーテルの一室である。だが、年輩の人好し気な運転手の秘められた趣味は、若い男女の営みを覗き見することであった。運転手は、ガルマとイセリナが睦み合う部屋の隣の部屋に潜んで、二人の交わいの一部始終をジッと見詰めていた。
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部屋で二人きりになると、ガルマは直ぐに服を脱ぎ始める。イセリナは、可愛らしい手提げバッグの中から、乗馬用鞭と手錠を取り出した。
「ああ、イセリナ、やっと君に可愛がってもらえるんだね?」
ガルマの声からは、いつもの凛とした響きがまるで消え失せ、卑屈な甘えを含んだ女々しい男の媚声だけが残っている。黒いビキニパンツ姿になったガルマは、イセリナに向けて両手を差し出した。イセリナはその手首に手錠を掛けた。
「ガルマ、四つん這いになりなさい!」
イセリナが命じる。
彼女もまた服を脱いでいたが、清楚なワンピースの下には、普段とは別人のような出で立ちが隠されていた。真っ赤なレザーのビスチェに同色のガーター&ストッキング、そしてピンヒールのレザーブーツである。
ガルマは素直にイセリナの足元に跪き、両手を付いて四つん這いとなる。そして、イセリナのブーツの先端に舌を這わせる。恍惚としたガルマの表情の中には、ジオン軍の若き将校として大軍を指揮する時の威厳は、欠片も読み取れなかった。
イセリナの鞭が、ガルマの背中を打った。
「うぐうっ!」
ブーツを舐めながら、ガルマが呻いた。鞭は何度もガルマの背中へ振り下ろされ、色白のガルマの肌に、幾筋もの痛々しい腫れを残した。
「ブーツを舐めるのはそれくらいでいいわ。次は、私のアソコを舐めなさい」
肩幅に開いた両脚の中央の翳りを誇示するように、イセリナは腰を突き出した。パンティーは穿いておらず、手入れされた春草が形良く撫でつけられた中に、サーモンピンクの花唇が淫らに息づいていた。
微かに濡れ光る肉の合わせ目に、ガルマはおずおずと舌を這わせる。花唇の上端には、真珠のような艶を放つ肉芽がプックリと顔を覗かせていた。
「い、いわ…あんっ、ガルマ。お前は最高よ」
イセリナが悦びの声をあげ、長髪を乱しながら腰をくねらせる。時々、乗馬用鞭でガルマの背中を打った。
ガルマの黒いビキニパンツは、強張った怒張で痛々しいほど膨らんでいた。
イセリナに鞭打たれる度、ガルマの怒張はビクリと脈打つ。そして大きくなった怒張の先端が、ビキニパンツからはみ出して、透明な先走りを迸らせていた。
ガルマは花唇の端に滴る花蜜を掬うように舐め上げ、真珠色の粒を舌先で転がすように愛撫し、更には、舌を丸めて花壺に挿し入れるようにした。その動きに合わせるように、イセリナの腰が大きく揺れて内太股がピクピクと痙攣し、紅唇から嬌声がこぼれ落ちた。
ビスチェで淫らに強調された豊かなバストが、自由奔放に揺れ動き、跳ね回り、脈打った。
ガルマの顔中が、イセリナの花蜜でベチョベチョになっていた。
やがて、ガクンガクンとイセリナの上体が前後に揺れた。花蜜が止めどなく溢れ、イセリナは達していた。しかし、ガルマはなおも、イセリナの股間に埋めた顔を離そうとはしなかった。
「も、…いい、わ。舐め、るの、を…や、めて」
イセリナが絶え絶えに言った。大きく息を荒げている。ガルマが離れると、彼の顔はベッチョリと濡れていた。
「床に、仰向けに寝そべって」
イセリナが命じる。ガルマは言われたとおり、床に背中を付けた。
「愛しくて変態のガルマ。今度は私が楽しませてあげる」
そう言って、イセリナはブーツの先でガルマの怒張を踏みつけた。
「ああっ!」
ガルマが声をあげる。先走りで濡れた怒張は、更に痙攣し、脈打った。
「いやらしくて最低のガルマ。貴方を愛しているのは、この私だけよ」
イセリナが力を込めて踏みつけると、ガルマの怒張はたまらず弾けた。ガルマの悲鳴とともに、白濁の欲望が威勢良く噴出される。
白く波打つガルマの腹部に、ヌルヌルとした醜塊が散らばる。放った後も怒張は萎えることなく、ビキニパンツから亀頭を覗かせていた。
ブーツの先端に白濁の飛沫を塗りたくって、イセリナはクスクスと笑った。
「変態よね?ガルマ。貴方、女に踏まれてイッちゃうなんて、本物の変態だわ」
イセリナは、ガルマの横に跪いて、彼のビキニパンツをズリ降ろした。怒張が天を向き、精一杯に膨らんでいた。
白濁の飛沫に塗れたそれを、イセリナは可憐な紅唇に呑み込んだ。そして上下に頭を振って怒張を扱く。ガルマが甲高い呻き声を洩らしてのたうった。
「イセリナ様、ああ…最高に、感じます」
目を閉じて恍惚の表情を浮かべるガルマを横目で見ながら、イセリナはフェラチオを続けた。そして、ガルマの呻き声が切迫さを増してくると、スッと怒張から離れた。
「う、あ…イセ、リナ様、何故?」
快楽の行為を途中で止められて、ガルマが不満の声をあげる。イセリナがガルマの胸を鞭打った。短い悲鳴が迸る。
「貴方は黙って私の言うとおりにしていればいいのよ。疑問を口にすることは許さない」
イセリナはそう言い放つと、今度はガルマの腰に跨った。ゆっくりと、怒張を自らの花唇へと導く。肉の合わせ目を押し開き、ガルマの怒張はイセリナの裡へ呑み込まれていった。
「さあガルマ、私を存分に楽しませなさい!」
深く咥え込んで、イセリナは腰を動かし始める。最初はゆっくりと、やがて徐々に動きを早めていく。
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隣りの部屋で覗いていた運転手は、ビデオカメラを回しながら一人呟いた。
「いつもながらスゴイ光景だ。このテープさえあれば、一生遊んで暮らせるほどの金が手に入る」
そして運転手は、食い入るように覗きを続けていた。