-スレイブ・リナ2-

ジャラジャラ・・・・・
「くっっ!離しなさいよ!何なのよ一体!!」
ガウリィ達が立ち尽くしていた頃、リナは謎の影にさらわれ
見知らぬ洞窟の奥に連れて来られていた。
周りにはロウソクの灯りがいくつか照っているだけで暗く、
リナの両手は上に上げられ鎖で繋がれていた。
そして着ていたアーマーはいつのまにか脱がされ、
タンクトップと下着一丁という恥ずかしい姿にされていた。

あの後影に向かい剣を振ったリナだったが、何故か剣は影を
付きぬけ後ろの壁に突き刺さってしまった。
それを抜こうともがいている内に影に捕まりあっという間に
此処に連れて来られたという訳だった。
そして意味も分からないままに両手の自由を奪われリナは
さっきから目の前にいる影に怒鳴り続けていた。
「ちょっと!人の話を聞いてるの!?どうしてあたしを
こんな所に連れてきたのかって聞いてるの!しかも乙女にこんな格好を
させて・・・ただで済むと思ってるの!?」
さっきから何度同じ事を聞いてるかわからない。しかし目の前の影は
ただジッと揺れながらたたずんでいるだけだった。
『こいつは誰かの使いなのかしら・・・?』
言葉のあまりの通じなさに、リナはそんな疑問を頭に浮かべ始める。
カッカッ・・・・・
そうこうしている内に洞窟の入り口の方から靴音が
こちらに向かってくるのが聞こえて来た。
「誰・・・・?」
するとリナの目の前に一人の若者が姿を現した。
短い銀髪に蒼い目。顔立ちも整っており中々の美形な男性だった。
「あんたね、あたしをこんな目にあわせたのは!!一体どういう事よ!」
男性はフッと鼻で笑うと、リナに顔を近づけ睨みを聞かせ呟いた。
「覚えてないのか?リナ・インバース。昔お前にえらい目にあわされた男だよ。」
「昔・・・?覚えてないわね。」
今まで彼女が「えらい目」にあわせた人物は数え切れない。
リナ自身もそんな事には興味もなく覚える気もさらさら無かったのだが・・・。
「でも、あたしがえらい目にあわせたんならきっとあんたは悪い奴。ね。」
リナはにやりと笑い男を見返した。
「口の減らない女だな。・・俺はこの何年かお前を探し回ったんだ。そして
今日やっと見つけた。積年の恨みを晴らさせてもらうぞ。くくく・・・。」
と、男はいきなりリナのタンクトップを両手で掴むと左右に引っ張り
ひきちぎると彼女の小振りな膨らみがあらわになった。
「きゃあああ!!」
リナはいきなりの展開に思わず女の子らしい悲鳴をあげ、顔は真っ赤になった。
「な・・・な・・・」
言葉も出ないほどの恥ずかしさが彼女をおそう。
そんな彼女の様子を、引きちぎった布の切れ端を手に持ちながら男は
楽しそうに見下ろしていた。
「くくく、大人しくしていれば可愛いのに。・・普通の復讐じゃ
面白くないからこういう手段を取ったんだよ。女には一番嫌な仕返しだろ?」
一言一言をかみ締めるように言うと男はリナの膨らみの尖った先端を指で掴んだ。
「や・・・!」
その初めての刺激にリナは反射的に目を閉じ顔を背けていく。
そしてそこを弄りながら男は更に話を続けた。
「そこの影は俺の使いだ。こいつは実体は無いが物に触る事ができる。
俺の手を使わなくてもこいつが何でも代わりにやってくれるって訳さ・・・
それから魔法は使えないぜ?此処には特殊な結界を張っているから魔法は
おろか、声や姿も外からは見えなくなっているんだ。これでじっくりお前を
苦しめられるぜ。・・・快楽でな。」
男は嬉しくて仕方が無い話っぷりだった。
逆にリナは自分の血の気が引くのを感じていた。こんな所で
身も知らぬ男に卑劣な行為をされる・・・こんな事は今まで自分には
縁の無い事だと思っていた。一度痛い目に遭わせた相手は二度と彼女には
近づかなかった事が多かったからだ。

「う・・あ・・」
男は話の間もずっと同じ場所を指で弄り続け、彼女の反応を楽しんでいた。
一方、リナは我慢しようとするがつい変な声を発し体をよじらせてしまう。
「すっかり固くなってるじゃないか。凶暴でも女は女だな。」
そう言うと男はその固くなった部分を口に頬張り舌でゆっくりねぶっていった。
「ふわぁ・・・!やめ・・・・!」
ねっとりとした舌の動きに思わず体を跳ねさせ、リナは息を荒げていく。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・
洞窟には彼女の胸をむさぼる音が響き男も次第に興奮をしているようだった。
そして胸から腹、腹から下半身へと舌を這わせながら顔を徐々に下げていき
ついには下着の股間部分にまで顔を近づけていく。
「駄目!駄目ぇ!」
目に涙を溜めリナは思い切り大声で抗議する。しかしそんな言葉も
耳に入らない様子で男はリナの片足を掴み上げ広げると、下着越しに
股間を責め始めていた。
布一枚を隔てているとは言えその感触は彼女のソコにダイレクトに
伝わっていき、リナは余計に声を上げてしまう。
「駄目って言ってる割には・・・ココは正直だな。」
男はにやつきながら彼女の下着の股間部分を横にずらしアソコを見ると
透明な液体が溢れ、下の穴はヒクヒクと動いていた。
「そ、そんなこと・・・・」
男の愛撫にすっかり力が抜け、リナは小さい声で呟き
息を静めるために深呼吸をしていた。
「ふん、全く気が強い女だな・・認めろよ。気持ちが良いって。」
意地の悪い言葉でリナに言うと男はソコにいきなり指を突き立てた。
じゅぶっっ!!
「はう!!」
「ほら、もうイク寸前だったんだろ?今イカせてやるよ・・。」
リナが反論する間もなく、男の指はソコを素早く出入りしていき
その度に卑猥な音が彼女の耳に聞こえてくる。
「あっ・・・いや・・・もう・・・!!」
「果てそうだな。とどめを差してやろうか。」
言うと男は指の出入りする上の突起を口に含み思い切り全体を舐め始めた。
「やぁぁああ・・・・・っっ!!!」
すると次の瞬間、リナは声をあげ大きく体を仰け反らせるとぐったりと
その場に崩れ落ちた。
「イッた気分はどうだ?こんなに感じてたんだぜ?」
男はリナの顔を手であげ、目の前にはさっきまでアソコを弄っていた
透明な糸を引く指を見せ付けた。
「いやっ!」
さっきとは比べ物にならない位に顔を上気させリナは顔を背ける。
「くく・・時間はたっぷりあるからな。まだまだこれからだ。」
男の不気味なせりふにリナは打ちひしがれていった・・。

                            続く