-蘭の受難2-
意識を失ったままの蘭を乗せ、車はしばらく走ると
やがて古い洋館に着きその中に入っていった。
「・・・・・・ん・・・・・」
どれ位の時間が経ったのか、ようやく蘭は意識を取り戻した。
「あれ?私は一体・・・・。え?」
もうろうとした意識の中、体を起こそうとすると何故か
起き上がれなくなっている事に気づく
そして慌てて周りを見た蘭は凍りついた。
鉄のベッドの様な台に手足を広げて縛り付けられている。
しかも制服は全て剥ぎ取られ、完全な下着のみの状態だった。
「・・・な、何、これ・・・・。」
すっかり青ざめた顔をキョロキョロさせながら、蘭は必死に
逃れようと手足を動かしていた。
「気が付いた?」
暗い部屋の奥から男の声が響く。多分あのメガネの男だろうと蘭は思った。
するとそれまでの動きを止め、蘭は暗闇に向かって声を上げた。
「此処はどこ!?私をどうしようっていうの!?」
声と同時にカツカツと靴音が近づいたかと思うと、暗い空間からあの男の顔が
ヌッと現れ蘭の顔を面白そうに覗き込んだ。
「言っただろ?只じゃすまないって。」
「・・・・!」
「蘭ちゃん。だっけ?君が邪魔をしてくれた涼子ちゃんの代わりになって貰うよ。」
「・・・代わりって・・・。」
「あの子の代わりに俺達を楽しませて貰おうってんだ。」
蘭の髪を掴み自分の顔に近づけ台詞を吐くと、男の後ろから
さっきいた残り二人の男が出てきた。
「!!」
蘭は自分の置かれた状況をようやく理解できた。
そしてこれから何をされるのかも・・・。
「いや!いやあ!」
必死に首を振り抵抗をする蘭の髪をもう一度男は掴むと
いきなり唇を押し当ててきた。
「むぐっ!」
突然のキスに蘭は目を見開き、男の唇から逃れようと顔を横にしようとする。
しかし男は彼女のあごを掴むと無理矢理口を付け、舌をねじ込んできた。
パチン!
次に男がそのまま指を鳴らすとそれを合図に一斉に奥にいた二人の男が
近くに走りより、蘭の下着に手を掛け次々と引き裂いていく。
「ん、んんん!!」
そして全ての下着を引きちぎられ、全くの全裸になった蘭の目からは涙が流れていた。
「良い体をしているな。さてと、どう犯してやろうか・・。」
男は蘭からやっと口を外すと、体を見ながら舌なめずりをして呟いた。
「お願い・・・やめて・・家に返して・・。」
蘭は心の底から懇願していた。
まさか自分がこんな目に会う事になろうとは思っても見なかった。
早く家に帰りたい。ただそれだけだった。しかし・・。
「お楽しみは今からなんだよ?何言ってるんだい?」
冷ややかな笑顔を向け男はさらりと言う。
『私・・・これからどうなるの?』
そう思うと同時に蘭の顔はまずます青ざめていき、縛られている手足は
微動だに出来なくなっていた。
-それから30分後-
屋敷の地下からは四人の荒い息遣いが小さく聞こえている。
「ん!んん・・・!!」
鉄の台の上、足枷を外された蘭はメガネの男に貫かれていた。
そして口にはもう一人の男がモノを突っ込み彼女の頭を手で掴むと前後にゆすり
残る三人目の男は胸に吸い付き乱暴に揉みしだいていた。
パンパンパン!
メガネの男は夢中になって激しく突いている。
眉を潜めながらも口には異様なものを咥えさせられている蘭は休む事も
痛みを訴える事も出来ずに涙を流すしかなかった。
「うっ・・・!!いくっ・・!」
彼女の口に突っ込んでいた男がいきなりうめくと
蘭の口の中になにかの液体が大量に流れ込んできた。
「んぐぐ!!」
吐き出しそうな仕草をする彼女の頭を抱えソレを口から外れないようにすると
蘭はそれを一気に飲み込み、むせる様に咳を何度もした。
続いて蘭を貫いていたメガネの男が顔を歪め始めた。
「う・・・うぅっっ!で、出るぞっっ!!」
「やめて・・・っ!!外に出して!!」
いくら経験が無いと言っても、中に出されたらどうなるのかを
判っている蘭は大声で叫んだ。
その声を聞き男は押し殺した声で笑うと最後のピストン運動に
入り挿入をしたまま蘭の中に白い液を放出させた。
「うっ・・・うっ・・・。」
ただ泣きじゃくる蘭に、メガネの男はにや突きながら見下ろすと
一言こういった。
「まだまだこれからだぜ・・・。君の
体がボロボロになるまで犯ってやるよ。」
続く