冴場遼…主人公。無敵のスナイパー。もっこりスケベ。
槇村香…遼のパートナー。怒るとコワイ。
海坊主…２ｍを超える巨人。元傭兵。ハゲ、髭、サングラス。
野上冴子…美人女刑事。色っぽい。

ギョッギョッギョッ…
遼の乗るトヨタ・スープラが道をドリフトし、タイヤ跡を焦げ付かせながら止まる。
バタン！
ドアが開き、遼が出てきた。
GET WILD AND TOUGH 独りでは解けない愛のパズルを抱いて♪
車の中からはTMネットワークの「GET WILD」が流れてくる。
「よっ、海坊主。」
電柱の暗がりから、にょっきりとした大男が現れた。
海坊主だ。
「で、遼…とびきりの計画ってなんだ？」
海坊主はハバナ巻きの口を切るとマッチで火を点ける。
「冴子のことよ。…実は夜這いかけようと思って。」
「お前なあ！」
海坊主はあまりのバカさ加減に拳を振り上げた。
「そういうお前だって、本心は冴子に惚れてるんじゃないのか？え？」
海坊主はゆでダコのように赤くなる。
「分かった。…お前に任せよう。」
遼と海坊主の乗ったスープラが冴子のマンションの前に止まる。
ピンポーン…
「誰？」
「冴子ちゃ〜〜ん。遼ちゃんですよ〜〜♪」
デレッとした表情でインターホン越しに言った。
冴子がドアを開けた。
「あら冴場さん。…何の用なの？」
「実は君に重大な言伝てがあるんだ。」
遼はかしこまって真面目な顔になる。
「そんなにあらたまって…うふふ」
冴子は笑顔を見せた。
「実はここにいる海坊主が君にプロポーズしたいらしいんだ。」
「き、貴様！！」
海坊主はまたも真っ赤になった。
冴子がいなければ、遼を締め殺していた。
「ま、二人とも喧嘩はやめて、あがりなさいよ。」
２人は冴子の部屋にあがった。
冴子はウィスキー棚からバーボンを取り出し、トクトクとグラスに注ぐ。
自分の分は普通に、遼と海坊主の分には睡眠薬を忍ばせる。
（バカなお二人さん。あたしを口説くなんて100年早いわよ。）
「ふっ、冴子…今日の君は一段と美しいな。」
遼は真面目な顔をして言った。
そのくせ下半身はしっかり、もっこりしていた。
「遼、バカなことは言わないで、一杯やって。」
遼と海坊主にグラスを渡す。
遼も海坊主も簡単に飲み干してしまった。
「冴子、実はこのエロ坊主、君をデートに誘いたいらしいんだが、どうも勇気がなくて…それでおれに相談が来たんだ。」
「き、貴様、よりによって抜け抜けとそんなこと！」
海坊主は酒による赤さも加えて真っ赤になっている。
「おい、海坊主、本心はどうなんだ。冴子とデートしたいんだろ。」
「……」
「おい、恥ずかしがるなよ。お前らしくないぜ。」
「う、うむ、まあ確かに海辺で２人の時間を過ごせたら、と思うときもある。」
海坊主は風体に似合わずロマンチックなのだ。
「こいつ〜、遂に本性が出たな。…このスケベ！」
「き、貴様〜〜！」
「そこで、このエロ坊主がスケベな真似しないように、おれがボディガードしようと思っている。」
遼の魂胆は見え見えだった。
海坊主をだしに使って、自分が冴子とデートしたかったのだ。
香の嫉妬を逃れるために。
ファアアア〜〜〜…
遼があくびをした。
海坊主も頭がコックリコックリ上下している。

ガシャ〜ン！
ガラスを割って何者かが入ってきた。
香である。
「遼〜〜〜！！！」
「な、なんだ、香…」
香はハンマーを振り上げて、怒っている。
「またこんなところでナンパしやがって。」
「違う。誤解だ。…これは海坊主の恋路の手助けだ。」
「じゃ、この、もっこりはなんだ？」
香にズボンのテントを指摘され、遼はたじたじになった。
「これは…違う…」
「問答無用！」
香のハンマーが振り下ろされる。
バコーーン！
普通ならこれでグロッキーのはずだが、睡眠薬の効いた頭には変な効果をもたらした。
「へへへ、香〜。」
遼がニヤニヤしながら香に近づく。
「懲りないか、このスケベ野郎！」
香はハンマーを振り下ろす。
遼はひょいと除けて、かわす。
バコーーン！
海坊主に直撃した。
「あら、ごめんなさい。海坊主さん。」
香はこぶのできた海坊主の頭をなでなでする。
そのとき、後ろから遼が抱き付き、香の衣服をむしり取った。
ピンクのレースのブラジャーが顕わになる。
「いやっ！」
香はびっくりした。
さらに遼は香に足を掛けて転ばすと、馬乗りになって、ブラジャーを剥ぎ取る。
「ちょ…やめて、遼！」
同じころ、冴子の悲鳴も聞こえた。
海坊主が冴子に馬乗りになり、上半身を素っ裸にひん剥かれていた。
海坊主も遼と同じで、顔は無表情なものの、ヘンになっていた。

遼はニヤついた顔で、香のおっぱいを揉みしだく。
「や、やめて…」
香は懇願するが、遼はニヤニヤしているばかりだ。
（そ、そんな。…遼のことほんとは好きだったのに。）
香は例えどんなときでも自分を見守ってくれた遼の姿が目に浮かび、涙が出た。
遼の手が香のズボンにかかり、ビリビリと引きちぎられた。
「いやっ！遼！」
こんな乱暴な遼は初めてだ。
そして、遼の手が香のパンティにかかる。
「ち…ちょっと、お願い…そこはやめて。」
遼はかまわず、脱がそうとする。
「遼！お願い…正気に戻って！」
香の懇願にもかかわらず、遼は遂に香のパンティを剥ぎ取った。
「いや…」
香は涙を流している。
自分のハンマー・アタックのせいで遼がおかしくなったことに。
遼の顔が香のオマンコに埋もれる。
「だめ…そこ…」
香は女性の中でも力はある方だった。
しかし、今の遼は香に男と女の差をまざまざと見せつけた。
どんなに逃げようとしても、力で捻じ伏せられてしまう。
遼の舌先が香のオマンコに侵入した。
「いや…いやあ…」
香は顔を赤くして涙を滲ませた。
遼の舌先が香のオマンコをまんべんなく刺激する。
「いや…あ…あん…」
痺れるような快感が香を襲い、膝をがくがくさせる。
チュー…ペロペロ…チュチュ、クチャクチャ…
嫌らしい音がオマンコから響く。
「だめ…遼…あたし…」
遼は止めない。
「いや…いっちゃうっ！」
ビクッと腰が浮いたかと思うと、香は絶頂で身体を痙攣させた。

遼が香の膝を割って、オマンコにチンポをあてがっている。
遼のチンポは大きく、20センチはある。
血管が浮き出て、反り返り、先走り液を漏らしている。
「遼、お願い…それだけは…」
香の嘆願も叶わず、遼は腰を沈めてゆく。
「あっ…ああ…」
香は悲しかった。
好きで慕っていた遼だけに、こんな犯されかたはイヤだった。
遼のチンポが根元まで香に収まった。
ズコ…ズコ…ズコ…ズコ…ズコ…
遼は前後運動する。
強気な割には経験の少ない香は、恥ずかしさで身悶えた。
「いや…ああ…」
遼の運動が激しさを増した。
「ああ…い…ああ…」
香は快感に酔っている。
遼が一際高く香の子宮を突き上げた。
ドピュッ…ドピュッ…ドピュ…
熱い塊が香の子宮の中で弾け、拡がっていった。

海坊主は冴子のおっぱいを揉んでいる。
「やめて、海坊主さん。」
冴子は懇願するが、海坊主は止めようとしない。
海坊主の手が冴子のスカートに手がかかり、容赦なく引きちぎられる。
冴子は普段優しい海坊主のこの姿に悲しみを感じた。
そして、冴子のパンティに手がかかる。
「だめ、やめて…」
冴子の願いも虚しく、簡単に脱がされてしまう。
そして、膝に手をかけ、横へ開かせる。
「いや…やだ…」
クールな冴子も髪を振り乱して混乱している。
逃げようと必死だが、遼以上に手強い海坊主では歯が立たない。
海坊主の太い指が冴子のオマンコを捕らえた。
絶妙な指さばきでオマンコを嬲り倒す。
「いや…あっ…」
海坊主は器用だった。
言い知れぬ快感が冴子を襲う。
「はっ…ああ…」
「いいい…」
冴子はビクンと痙攣すると絶頂した。

海坊主が下半身剥き出しになっている。
遼以上に大きかった。
サイズは25センチ、黒人並のビッグ・コックだ。
冴子の股は割られ、チンポがオマンコに密着した。
「だめ…いや…」
香より経験はある冴子だが、こんな太いチンポは初めてだ。
グニュ〜〜ッ…
容赦なく冴子の中に侵入してきた。
「あっ…あああ…」
子宮が壊れるくらいまで入りこんでくる。
ズコ…ズコ…ズコ…ズコ…ズコ…
グラインドを巧みに、冴子の中を荒らす。
「い…いや…」
さすがに大きくて堪えるのだろう。
冴子は喘ぎながら、快感に身悶える。
「いや…ひい…」
海坊主が一際、腰を上に突き上げた。
ドピュッ…ドピュッ…ドピュ…
冴子は子宮に熱い液体を感じると、涙が自然に溢れ出す。

遼と海坊主の射精はほぼ同時で、２人とも果てたあと、疲れて眠りこんでしまった。
その傍らには、すすり泣く２人の美女。
「冴子さん、どうしよう？」
香が訊く。
「あたしは許せないわ。」
そういうと海坊主のホルスターからSIG-P220を取り出すと、海坊主のこめかみに突きつける。
香も遼のホルスターからコルト・パイソン357マグナムを出し、遼のこめかみに突きつけた。
「やる？」
冴子が香を見て訊く。
香はしばらく遼の寝顔を見つめていた。
「だめ、ごめんなさい。冴子さん。…あたし、やっぱ遼のこと好き。」
そう言うと銃を放って、遼に抱きついた。
「しょうがない。許すしかないね。」
冴子も銃を放ると腕組みをした。

ＥＮＤ