ダーク・シュナイダー……無敵の魔術師。この世で最もかっこいい男。
ティア・ノート・ヨーコ……かわいい大神官の娘。処女。ダーシュに憧れるが言い出せない。
アーシェス・ネイ……雷帝。ダーシュの娘。四天王の一人。

ダークシュナイダーがネイの危機を察知したのは、シーラ姫とやる直前だった。
おお向けに寝たダーシュのちんぽにシーラ姫がむしゃぶりつく。
いつもは清楚なシーラだが、ダーシュと二人になると牝の本性が現れ、最も美しい身体に本能のままをぶつけていた。
「ああ、ダークシュナイダー、入れてもいい……」
「う、うむ……ま、待て……」
ダーシュにまたがり、今にもちんぽをおまんこに迎え入れようとするシーラをふりほどき、ファウンテン(清めの泉)で軽く身体を流すと魔法使い用の鎧を着込み、グリフォンを出現させた。
「待って、ダーシュ、行かないで」
「シーラ姫、あんたの気持ちは痛いほど分かる。だが、いくらモテる俺様でも身体が2つあるわけじゃないんだ。ネイが呼んでいる」
「いやいや、ダーシュと離れるなんて、あたし死んじゃう」
「困ったちゃんだな。……フトラ、ムトラ、ゼヒウ……」
ダーシュが呪文を唱えるとシーラの目がトロンとしてきて、ベッドにゆっくり崩折れるとそのまま安らかな寝息を立てる。
魅了と催眠の複合呪文の、副作用の少ない低レベルの魔法で眠りへと誘った。
「ドラキュラの野郎、おれのネイを辱めやがって!ただで済むと思うなよ!」
グリフォンの背に乗ったダーシュは闇夜を疾駆した。

「遅い!ダークシュナイダーの奴、アーシェス・ネイとティア・ノート・ヨーコがどうなってもいいと見える。ははは、望みとあればお前たちに地獄の呪いをかけてやろうぞ」
玉座から立ち上がったドラキュラ・ザ・デビルはなにやら呪文を唱え出した。生き人から肉体を奪い、骨だけの姿で余生を送らせるスカラベの呪術だ。
永遠に骨となり、廃墟や迷宮を徘徊するモンスターと化す。
自分の醜いすがたへの憎悪が生み出すエネルギーは下級の悪魔をしのぐと言われる。
空間がよどみ、暗黒がネイとヨーコの周りに立ちこめる。

「オラオラオラオラーーっ!」
グリフォンに乗った超高速飛行でドラキュラ城に着いたダーシュのマッハキックが後向きのドラキュラの後頭部を直撃する。
「ほげーーっ」
両目から目を飛び出させながら、無様な格好で地に叩きつけられるドラキュラ。
「やい、チンカス野郎、おれのかわいい女達になにしやがんだ!てめえ、ぶっ殺して肥溜めに突っ込んで、しょうんべん引っ掛けてやる!」
(し、しょんべん?)
「ダ、ダークシュナイダー、よくもよくも……どうして気配を消して近づくことができた?」
「バ〜カ、おれは天才だぜ。不可能なんてあるわきゃねええだろ!」
「ま、まあいい、地獄を見るのはこれからだ」
ダーシュを睨むドラキュラを全く無視し、ネイとヨーコのもとに向かうダーシュ。
手をかざすと2人とも意識が戻り、神のごとく立つダーシュに抱き付く。
「こわかった、ダーシュ、こわかったよ」
「ああ、ぼくのルーシェ」
「悪かったな、おれがもう少し早ければ辛い目に合わせず済んだのに……」
3人水入らずの場を見たドラキュラは怒りに震える。
「コラコラァ、ラブラブは帰ってからにせんかい。戦えよ、そういう状況だろ」
「おい、変態死人、おれのかわいいネイを犯してただで済むと思ってんじゃねえだろうな」
ダーシュの目が冷血無残の殺し屋に変わる。
それを見たドラキュラは魔法陣から死神を召還した。
「すゎて、暗黒の巨人ダークシュナイダーの力とやらを見せてもらおうか」
「ダーシュ、気を付けて、ドラキュラの手下といってもかなり手強いわ」
死神が鎌を振り回しながら近づく。
無数の鎌が暗黒より出現し、ダーシュに襲ってきた。
「ええい、ザコは引っ込め!」
「ホーリー・スモーク!」
ダーシュが手をかざすと一際明るい光りが手から伸び、鎌は消え、死神は断末魔の悲鳴をあげる。
「ホーリー・ランス!」
ダーシュの手に槍が出現し、それで弱った死神にとどめを刺す。
ギェェー、魔法陣の中に消え、ダーシュは槍をドラキュラに投げつける。
ドラキュラは避け、口元に笑みを浮かべた。
「さすがはダーク・シュナイダー、余の側近を一撃で倒すとはな」
「しかし、虚勢を張るのもそこまでだ。実力の違いというやつを見せつけてやる」
ドラキュラの身体がみるみる大きくなり、灰色の翼がある凶悪な鉤爪を持った化け物に変身した。
「おいおい、何て無様な野郎なんだ。俺様の美しさを少しは見習えよ」
「ほざけ、身のほど知らずが」
高速なダッシュで肩からチャージをかけ、ダーシュを時計台の壁にめりこませた。
「ゲフッ」
血を吐くと、地面に崩折れる。
時計台が4時を指し、死の時を刻む。
ボーン、ボーン、ボーン、ボーン……
「グヘヘ、ダーク・シュナイダー、貴様の伝説は今日、終わる」
「死ね、ラストダンス!」
悪魔の身体が光りに包まれ、猛然としたスピードでダーシュに体当たりしてくる。
「ざけんじゃねえ、このチンコロヤロー!」
「ゴッド・ブレス・ユー!」
ダーシュは両手を広げ、悪魔に掲げた。
凄まじい光が時計台を揺るがし、闇がまるで一瞬に光となったごとくすべてが包まれ、レンガ積みの時計台は真中で折れ、彼方へ消えてゆく。
光が治まったとき、ボロボロになったマントがダーシュの前に落ちていた。
時計台は消え去り、フロアは天空に剥き出しとなり、夜空の星がダーシュたちを照らす。
「ダーシュ、ドラキュラは?」
ネイがダーシュのもとに寄り、身体を揺する。
「消えたぜ……グホッ!」
ドラキュラの破壊に成功したものの、ダーシュの方もラストダンスの片鱗を食らい、腕を失った。

ベッドで寝かされるダーシュにネイが優しくキスをする。
「ぼくが癒してあげる」
突然、ヨーコが着ているものを脱いだ。
ネイと比べれば幼さが残り、乳首はサーモンピンクに上をつんと向き、あそこにはうっすらと毛が柔らかく赤く光る。
ヨーコはダーシュの着衣を脱がせ、しぼんだ金玉を手で柔らかく揉むと口にパクッとしぼんだちんぽを入れ、舌で先を舐める。
「おお、気持ちいいぜ」
その姿を見たネイは興奮し、指をすでに濡れて糸を引くあそこにこじ入れ、中をグチュグチュとかきまわした。
「ダークシュナイダー、あたしをひとりにしないで!」
ロック鳥の輸送かごに乗りながらシーラ姫が時計台に到着すると、着ているものをすべて脱ぎ、ダーシュの唇を奪いに来た。
「シーラ姫、わたしの欲望を抑えて」
ネイがシーラをベッドに押し倒すと舌を絡め、お互いの乳をすり合わせ、おまんことおまんこを密着させる。
「んあ、ああ、ダーシュ、ダーシュ」
シーラはダーシュの手をネイとシーラのおまんこの間に導く。
熱く牝の匂いが充満し、お互いの愛液は洪水となってサウナから出たときに感じる手のようにヌルヌルとすでに粘ついていた。
「ああ、ダーシュ、ぼくをもらって」
ヨーコがうっすら湿るおまんこを騎乗位の体位でムクムクと猛り立つ最も美しいちんぽに導き入れようとしていた。
先端が入り、処女膜に侵入を塞がれる。
「おお、こいつはこの400年で体験した無数のセックスのうち一番気持ちいいぜ!」
「あ、ああ、痛い、ルーシェ、いたいっ、いたたっ、あああ!」
ヨーコの顔が恥ずかしさに歪み、ブチンと乙女の一番大事なものが重力の法則に従って破られた。
「ルーシェ、見て、ぼくたちは一体だよ」
「ほ、ほんとうだ、ヨーコさん」
ダーシュは無我夢中で腰を突き上げ、ベッドをミシミシと揺すった。
「あん、ダーシュ、あたしたちも見て!」
ネイとシーラはダーシュとヨーコのセックスを見て興奮し、お互いを慰めるだけでは済まなくなり、ダーシュとヨーコの結合部を舌でチロチロと舐める。
「ああ、だめだ、だめ、ヨーコさん」
「いいよ、ルーシェ、出して、お願い」
「い、いくっ、いくうぅ」
ドピュッ……ドピュ……ドピュ……
地上最強の魔法使いの熱い精子が処女の子宮を優しく包み、泣かないようビロードのような優しいタッチで撫で上げた。

ちんぽを抜くと、ヨーコのおまんこから白濁液がピンク混じりとなってダーシュのちんぽに降り注ぐ。
それをシーラとネイは舌で救い、官能の狭間で興奮のため身体を痙攣させる。
その夜は朝、日が高く昇るまでエンドレスなセックスを繰り返し、3人とも情事が終わったときには疲れのためベッドの上で、マラソン選手が走り終わったときのように胸を上下させ息を弾ませていた。

END