*フラウの屈辱*(ガンダム関係二次創作作品)

 ベッドの上で、ハヤトは、全裸のフラウに何度目かの精を放っていた。いつものように、フラウはまるで無反応であった。それでもハヤトは、彼女の全身を撫で回し、潤いの少ない花芯へ怒張を埋め、思いのたけを放出して満足していたのである。
 カイの部屋で初めてフラウを陵辱してから、ハヤトは、もう何度もフラウを呼び付け、その肉体を貪っていた。
 元よりフラウに首っ丈であったハヤトは、カイに対して、フラウを譲ってくれるよう頼み込んだ。気紛れなカイは、機嫌のいいときの軽い調子で即座にOKした。
 それ以来、フラウに与える麻薬はすべて、ハヤトの手から渡すことになった。二週間に一度の頻度で、フラウはハヤトの部屋に出向いて彼に抱かれ、その報酬として麻薬を手にした。
 けれど、そんなハヤトをカイは哀れんでいた。
 フラウは決してハヤトを受け入れず、マネキンのように転がっているだけで、ハヤトはダッチワイフを相手にマスターベーションしているのと同じである。見かねたカイは、ハヤトにちょっとしたアドバイスをしていた。フラウの身体だけでなく、心の内までも陵辱するおぞましいアドバイスである。
 それは、ハヤトのためを思うというよりフラウに苦しみを与えるための、カイの行動であった。
☆●☆○★
 ハヤトが果てたあと、二人とも、荒い息遣いで汗に塗れていた。
 先にハヤトが立ち上がった。カイから譲り受けた麻薬の袋を、フラウの滑らかな腹部に放り出して言った。
「今日の分だ。持ってけよ」
 ノロノロと、フラウが起き上がる。麻薬の袋を手にして、もう片方の手でシーツを手繰り寄せた。
 花唇から、ハヤトの放った白濁の精が、ドロリと溢れ出していた。
「もう、お終い?」
 投げ遣りなニュアンスで、フラウが言った。傍らのティッシュで股間を拭い、フラウはベッドから降りて下着を着け始めた。
「なあフラウ、明日は一日、ノーパンで過ごすんだ」
 服を着終えたハヤトが言った。理解出来ないという顔で、フラウが振り向いた。
「え?」
「だから、明日はパンティー無しで過ごせって、言ってるんだよ」
 横を向いて、少し俯き加減でハヤトが繰り返した。
「どうして、そんなこと…」
 フラウの問い掛けに、ハヤトは被せるように声を大きくした。
「訳なんか聞くな!君は、僕の命令に従っていればいいんだ!」
「そう…」
 フラウはそれ以上、何も聞こうとしなかった。
 だがそれは、カイの邪悪なアドバイスの一端であった。カイは、フラウが無理に自我を押し殺し、ハヤトの愛撫を一切受け付けない人形に成り切ろうとしている気持ちを見透かしていた。彼女の気持ちを崩すには、普段と違う状況で、人前で嬲りものにするのが一番手っ取り早い。その具体的な方法を、カイがハヤトに耳打ちしてあったのだ。
☆●☆○★
 翌日、カツ、レツ、キッカの三人のお守りをしているフラウの元に、突然ハヤトがやってきた。フラウを壁際に呼び寄せる。
「なあに、ハヤト?」
 保育室の中には、三人の子供達とフラウ、そしてハヤトだけしか居ない。
「今日はちゃんとノーパンだろうね?」
 小声で、ハヤトが言った。フラウの頬が真っ赤に染まる。
「子供達の前なのよ?変なこと言わないで!」
 同じく小声ながら、フラウは強い口調でハヤトに言い返した。
「子供達には分からないように、上手くやるさ。そんなことより…」
 ハヤトは、いきなりフラウの尻の間から手を差し入れた。ズボンの上から彼女の花唇を弄ぐる。
「ひっ!」
 フラウが短く悲鳴を洩らした。
「何をするのよ?」
 子供達に気付かれないよう、あくまで小声でフラウが言う。だが、ハヤトはフラウの花唇を弄ぐることを止めなかった。フラウは片手を後ろに回して、ハヤトの腕を掴んだ。
「僕に命令するな!今度やったら、君の麻薬中毒を皆にバラしてやるぞ!」
 フラウがビクッと震えた。ハヤトの手を抑えていた力が抜ける。
「このまま子供達の前で弄んでやる。いつもみたいに無反応でいられるかな?」
 クックッとハヤトが含み笑いをする。信じられないものを見るように、フラウは、悪魔の表情を曝すハヤトを見返していた。
「そ、んな…あっ、ああっ…」
 ハヤトの指が何度も前後に動き、フラウの花唇をなぞる。やがて、フラウの肉芽をハヤトの指が捕らえた。
「あっ!」
 フラウの腰がクニャリと動いた。ハヤトは調子付いて肉芽を押し揉む。フラウは、腰のうねりを止められなくなった。
 その時、カツが近寄ってきた。
「フラウ姉ちゃん、あっちで一緒に遊ぼう!」
 ビックリして、ハヤトは慌ててフラウの股間から手を引いた。フラウも腰の動きを止めて、精一杯の笑顔を作る。
「ごめ、んね。お姉ちゃん、今、ハヤト、兄ちゃん、と大事なお話を、してるのよ」
 少し息を切らしながらフラウが答えた。
「ふーん、そうなんだ」
 カツは直ぐに振り返り、走り去ってしまった。
「もう、止めて。お願い、子供達に気付かれてしまうわ」
 フラウが哀願する。ハヤトは、フラウの花蜜で濡れた指を見ながら、冷たく応えた。
「こんなに濡らしてるクセに、何を言ってるんだ?子供達の前で嬲られるほうが、興奮するんだろ?」
 再びハヤトの手がフラウの花唇を襲う。
「いやあん…」
 泣きそうな声を出すフラウだが、ハヤトに脅されたためか、強く抵抗することはない。それをいいことに、ハヤトはさっきよりも大きく指を動かした。
 花唇をなぞるだけでは飽きたらず、蟻の戸渡りから菊蕾にまで指を伸ばす。
「ひいっ…いやん、いやあんっ」
 フラウの泣き声が危険なほど高まっていた。彼女の腰が小刻みにうねり、膝がガクガクと震え始めている。
 ハヤトは、頃合いとみて指を引き揚げてしまった。
「あっ、どうして…?」
 瞬間、恨めしそうなフラウの視線がハヤトに向けられた。ハヤトは内心ほくそ笑んだ。カイのアドバイスにこれほどの効果があるとは!
 ハヤトは最後の仕上げに掛かった。
「続きがして欲しければ、あとで僕の部屋に来い」
 言い捨てて、ハヤトは、来た時と同じように唐突に去っていった。
 残されたフラウは、火照った頬を両手で押さえながら、ハヤトの後ろ姿を見送った。はしたなくも、花芯はハヤトの指技でグッショリと濡れている。好きでもないハヤトに嬲られて、感じる筈が無いと自分に言い聞かせてきたフラウにとって、それは大変なショックであった。
 哀しさに胸が詰まる思いで、フラウはただ茫然と立ち尽くしていた。
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