*アムロとセイラ*(ガンダム関係二次創作作品)

 ホワイトベースの第六デッキで、きつい口調のアムロの大声が響いている。壁に背中を凭せ掛けてその声を聞いているのは、金髪のセイラであった。
 アムロは必要以上にセイラを問い詰めていた。ランバ=ラルの襲撃の後、セイラの様子が明らかにおかしい。それは、アムロにすれば、生死を分かつ重要な鍵となるかも知れないのだ。
 これほど真剣なアムロを、セイラはこれまで見たことがなかった。それだけランバ=ラルが強敵であるということだろう。
「どうしてそんなに気にするのかしら?私が裏切り者だとでも思っているの?」
 連邦軍の制服の胸を大きくはだけ、ブラジャーのフリルを一部覗かせながら、セイラが答えた。
「そうじゃない、僕は、セイラさんが危険な目に遭うんじゃないかと思って心配しているんです…」
 アムロは少し頬を紅らめながら、語尾を濁した。セイラは腰に手を当て、やや前屈みになって胸の谷間をさりげなく強調してアムロの表情の変化を楽しんでいた。
「あら、嬉しいわ。ねえアムロ、この続きは私の部屋で話さない?」
 クルリと優雅に身を翻したセイラが言った。アムロは面食らったように表情を変え、次いで少々不機嫌な顔になった。
「ちょっと待ってください、セイラさん!」
 アムロは、サッサと歩いて行くセイラの後を、慌てて追い掛けた。白くピッチリとしたズボンに包まれた彼女の尻が、セクシーに左右に揺れている。
△●▽○▲
 セイラは部屋に入ると、直ぐに上着を脱いでブラジャーだけの上半身を曝した。アムロがドキリとする。
「なんだか暑くてしかたないの。はしたないけれど許してね?」
 セイラが微笑むと、アムロは紅くなって俯いたまま意味不明の言葉を呟いた。
「ねえアムロ、あんまり喋って喉が乾いたでしょう?一杯いかが?」
 そう言って差し出したのは、マグカップに注がれた飴色の液体であった。不審気な顔でそれを受け取ったアムロは、少し舐めてみてアルコールが入っていない事を確かめると、一気に飲み干した。
「アムロったら、そんなに急いで飲んだら身体に毒よ」
 セイラはクスクスと笑っている。アムロは、彼女のそんな態度が妙に癇に障った。身構えたアムロが先刻の奮りを取り戻そうとした時、セイラが急に真顔になった。
「私には、みんなに言えない秘密があるの。でもいつか、近い将来話せるかも知れない。アムロには私を信じていて欲しいわ」
 アムロに近付いてくるセイラは、自分のマグカップの中味を一口啜ると、それをテーブルに戻した。そして、制服のズボンを脱ぎ始めた。
「セ、セイラさん、何を…」
 ブラジャーと同じようにフリルで飾られた、アイボリーのTバックパンティーが露になる。透き通るように白いセイラの肌が、アムロの目に眩しく映えた。
「あなたを慰めてあげたいの、アムロ。あなたはいつも、私達の命を精一杯守ってくれてる。今だけでも、恩返しがしたいのよ」
 そう言ってセイラは、後ずさるアムロの前に跪く。そして彼のズボンのファスナーを降ろした。
 アムロはまるで痴呆のように思考停止してしまっている。実は、先の飴色の液体には媚薬が混ぜられていたのだが、彼がそんなことを知る由もない。ただ、目の前に曝け出されているセイラの美しい裸体と、ズボンの中から引き摺り出された煩悩の塊を弄ばれる心地良さに、何も考えられなくなっているのだと感じていた。
「力を抜いて…私に全てを委ねて…」
 囁くセイラは、ついにアムロを喉奥まで咥え込んでしまう。アムロが女のような悲鳴を上げた。
 チュバチュバと淫靡な音が響く。息を荒げ、アムロはおそるおそるセイラの金髪に触れる。サラサラの美しい髪は、アムロの指股の間を舐めるように擦り抜けていった。
 アムロの怒張が、暖かく柔らかいセイラの口唇に何度も扱かれ、繰り返し舐められている。精一杯に膨らんだアムロの先端からは、先走りのヌメリが迸っていた。
「ああアムロ、感じてくれているのね?…嬉しいわ…」
 濡れた瞳が上目遣いでアムロを見やる。フワフワの掌が皺袋までを優しく撫でている。セイラは頭を前後に動かし、巧妙に左右の捻りも加えながら、アムロの煩悩の根源を煽り続けている。怒張はもう、限界に近付いていた。
「セイラ、さん…もう、僕は、我慢できない!」
 アムロはいきなりセイラに襲い掛かった。ブラとパンティーを毟り取り、床に押し倒すとのし掛かって彼女の美乳を揉み潰した。
「ああんっ…いいわ、アムロ!」
 上気した頬と潤んだ瞳で、セイラが甘い鼻声を絞り出す。裸体をクネクネとうねらせながら、彼女は柳眉をキュウと窄めた。
 焦ったアムロは、何度も怒張を突き立てたものの、的を巧く射抜くことができない。ねだるように腰を突き出すセイラは、情けない表情を曝すアムロの唇に思わずむしゃぶり付いた。積極的に舌を絡め、唾液を啜る濃厚なキスは、アムロの意識を真っ白に飛ばして、彼の全身から余計な力みを取り除いた。
 先刻までの失敗が嘘のように、今度はスッと怒張が花壺に収まっていく。アムロが腰を突き出すと、セイラは、深く繋がった満足感にたまらず仰け反った。
「ああーんっ!あんっ、ああんっ!」
 セイラが何度も嬌声を放つ。アムロが力任せの抽挿を始めると、彼女は更に大声で泣いた。
 花壺には大量の蜜が溢れ、ジュプ、ジュプ、と音を立てて、肉の交わりにリズムを与えている。つきたての餅のような柔らかな襞に包まれて、アムロの怒張は真っ赤に充血していた。
「僕は…ああ、僕は、もう出ちゃう!…セイラ、さん!」
 叫んで、アムロの怒張が弾けた。魂消るような悲鳴を上げて、セイラがアムロの白濁の欲望を受け止める。子宮の奥に放たれる大量の熱い飛沫に、セイラの全身の産毛が逆立った。
 歓喜の声を上げ、セイラの身体がガクン、ガクン、と跳ねた。そして一際大きく叫んだ後、アムロの尻を挟んでいたセイラの両脚から力が抜けて、グッタリと弛緩した。
 二人の荒い息遣いだけが続いていた。
△●▽○▲
「ねえ、アムロ?」
 セイラは、素裸に連邦軍の制服の上着だけを羽織って、ベッドサイドに腰掛けていた。乱れた金髪をブラシで梳かしながら、彼女は甘えるようにアムロに呼び掛けた。
「何です、セイラさん?」
 ふてくされたような声で応えたものの、アムロの頬はまだ紅く、視線がオドオドと落ち着かなかった。セイラは、放った後のアムロを優しく舐めて後始末すると、彼の怒張を丁寧にズボンに収めてくれた。
 アムロはまだ萎えていなかった。
「あなた、フラウとはどうなっているの?」
 セイラの問い掛けに、アムロの表情がサッと曇った。
「フラウは、ただの幼馴染みです。彼女とは何でもありません」
 アムロは立ち上がって、セイラに歩み寄った。彼女をキッと睨み付け、目に凶悪な光を宿している。
「どうしてこんな時に、フラウのことなんか!」
 アムロが叫ぶ。セイラの髪を梳く手が止まった。
「アムロ?」
「セイラさん、どうして?どうして!」
 アムロは怒りに任せてセイラを押し倒した。荒々しく彼女の上着を剥ぎ取り、猛ったままの怒張で再びセイラに挑み掛かっていく。
「ああんっ、アムロ…ちょっと待って、アムロ!」
 セイラは始めこそ抵抗したものの、直ぐに全身の力を抜いた。アムロにされるがままに、彼女は二度目の悦楽に酔い痴れていく。